31: ◆nBNxbiMXrY[saga]
2020/10/16(金) 15:05:22.18 ID:2h6/7cvy0
少年「うぅぅ……」
少年は声を殺して泣く
まるで、何かを悔やむように
魔法剣士「…」
それを魔法剣士は、安堵によるものだと思ったようだ
冒険者として、身体的なことには気を遣えど
心理的なものは気づけない、一匹狼の性だ
そのうち、塔は完全に見えなくなり完全に森の中に入る
ちらほらと見える獣や魔物には目もくれず、追跡すら許さず駆け抜けていく
やがて
森を抜け、街が見えてきた
魔法剣士「あそこだな?……ん」
魔法剣士「…眠ったか…」
魔法剣士は、とりあえずあの街へ向かう
そして
無事、街へ到着した
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