222: ◆nBNxbiMXrY[sage]
2020/11/01(日) 18:08:15.74 ID:qbbmshbX0
リアン「ぇっと……このこと、ないしょ…」
魔法使い見習い「?」
シスター「ギルマスさまを驚かせたいんですね」
リアン「♪」
サージェント「サプライズか、わかった」
女武闘家「しっかし、まだかナー?マスター」
サージェント「話し込んでいるみたいだな、もうしばらく待つか」
魔法剣士「…いつもこうやって待つのか?」
サージェント「俺達はだいたいそうだが、空けていても平気だぞ」
女武闘家「仮面剣士はしょっちゅう出かけてるし、シスターも紀伊のおっちゃんも別の仕事してるからナ」
サージェント「依頼があっても緊急じゃなければ準備があるから、それまでに顔を出してくれればいい」
魔法剣士「なるほど」
そうして、メンバー達はお茶を飲みながらギルマスを待ち、魔法使い見習いは読書を再開する
シスター「見習いさん、そちらの小説、よろしければ一緒に読ませていただけませんか〜?」
魔法使い見習い「!いいですよ!」
シスター「ありがとうございます〜、教会で子供たちに聞かせたら、きっと喜びます〜」
魔法使い見習い「あ、そういえば、その件どうなりました?」
シスター「その件?」
魔法使い見習い「子供たちが、とんがりコーンで魔女のふりするのですよ」
魔法使い見習いは声を低くする
魔法剣士「とんがりコーン?」
女武闘家「そういうお菓子があんだ」
サージェント「その名の通りとがった三角形で、底から空洞になっていてな」
魔法使い見習い「それを指にはめて魔女の爪って、ひどくないですか?」
魔法剣士「うーん、よくわからないな」
魔法使い見習い「見ればわかります」
魔法剣士「そ、そうか」
シスター「そのことなのですがー……言ってもやめてくれなくて〜、それどころか…どんどん流行ってるような〜…?」
魔法使い見習い「な、なんでですか…?ちゃんと強く言いました?」
静かに本を読んでいた魔法使い見習いの態度が変わる
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