24:名無しNIPPER
2020/10/08(木) 15:09:48.53 ID:Ypyv0btNO
そのサイレンのおかげで、皆がハッとしました。そのあと、乃々ちゃんがひょっこりと現れました。
「みなさん、すいません」
乃々ちゃんはそう一言謝ったあと。
「こういうときは救急車を呼ぶべきかと思ったんですけど…この森久保、携帯を充電するのを忘れまして、そ、それで充電に時間がかかっちゃって…その…」
そうでした。みんな、こういうときのだった一つのシンプルな答えを忘れていました。
しかし、そのおかげで皆、助かりました。
皆、乃々ちゃんを褒め称えています。それはまるで、英雄を称えているかのようです。
まるで、今まで私を生贄にしていたことをなかったことにしたいかのように。
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