4: ◆Dk8dXCg1IoRn[saga]
2020/10/04(日) 07:13:42.66 ID:NkZrz2B40
ドクター
「アーミヤ、そのだな……最近こうして朝から僕の部屋に来ることが多い訳だけど、何かあったのかい? 不満があるなら聞くけれど」
アーミヤ
「不満ですか? いえ、特別ドクターに不満がある訳ではありませんが」
ドクター
「なら何故僕の部屋に?」
アーミヤ
「ドクターのそばにいたいので」
ドクター
「……なるほど?」
アーミヤ
「変、でしょうか?」
ドクター
「うーん……僕のそばにいたい、っていうのは……?」
アーミヤ
「最近、ロドスに新しい人が増えてきましたよね。それだけなら良かったのですが……ここの所、ドクターに不埒な視線を向ける方が多くなってきました」
ドクター
「う、んん? え? 不埒?」
アーミヤ
「はい。発情した雌のような顔でドクターを見る方が多くなってきています。それもこれもドクターがみだりに誘惑するからです」
ドクター
「ゆうわ……ええ? 嘘でしょ?」
アーミヤ
「嘘ではありません。そういう訳で、ドクターの護衛もかねてなるべくそばにいるようにと」
ドクター
「護衛って、そんなのが必要だとはとても思えないけど……」
アーミヤ
「ドクターは気づいていないかもしれませんが、水面下で攻防が繰り広げられています」
ドクター
「……ほんと?」
アーミヤ
「嘘は言いません」
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