モバP「番組スタッフから苦情が来ております」　　小梅「わ、私に・・・？」-SS速報VIP

モバP「番組スタッフから苦情が来ております」　　小梅「わ、私に・・・？」

↓ 1- 覧 板 20

1: ◆tkiF6VoKRk[saga]
2020/10/02(金) 20:59:34.39 ID:2ilBYvyT0

モバP(以下、P)「正確には小梅とあの子に来てる」

小梅「あの子にも・・・？」

幸子「あの子って番組スタッフさん公認なんですね」

P「毎年お世話になってる心霊番組のスタッフさんからだ。今から読むぞ」

小梅「うん・・・」

P「『小梅ちゃんのお友達というあの子さんですが、毎度心霊スポットでロケ許可を取りに行くのを止めて頂きたいです』との事だ」

P「・・・ダメだろ。幽霊に許可取りに行っちゃ」

SSWiki : ss.vip2ch.com

2: ◆tkiF6VoKRk[sage]
2020/10/02(金) 21:00:23.38 ID:2ilBYvyT0

小梅「でもPさん、人のお家にお邪魔する時は許可を貰わないとって・・・」

P「それは人間の場合な。いや幽霊だからいいってわけじゃないけども」

3: ◆tkiF6VoKRk[sage]
2020/10/02(金) 21:00:49.57 ID:2ilBYvyT0

P「久々の客に廃病院の幽霊たちが盛り上がったらしくて、そこら中の物は浮くわ、肉眼で見える患者達の大行進が始まるわ・・・最終的には院内放送で『またの御来院をお待ちしております』と言われたそうだ」

幸子「楽しそうでいいじゃないですか」

4: ◆tkiF6VoKRk[sage]
2020/10/02(金) 21:01:15.90 ID:2ilBYvyT0

P「今あの子もここにいるんだろ？」ｷｮﾛｷｮﾛ

小梅「うん・・・あっちでソファに座ってる友紀さんの肩の上に乗ってるよ」

5: ◆tkiF6VoKRk[sage]
2020/10/02(金) 21:01:44.23 ID:2ilBYvyT0

P「ウチの事務所のアイドル達はあの子という存在のせいで幽霊への抵抗が無さすぎる」

幸子「へ？」

6: ◆tkiF6VoKRk[sage]
2020/10/02(金) 21:02:10.48 ID:2ilBYvyT0

幸子「そう言われてみればボクもおばけとか苦手でしたけど、いつの間にか恐怖心が薄くなっているような・・・」

P「そうだろ？　俺だってホラー映画とか苦手だったけど今なんてピクリともしないからな」

7: ◆tkiF6VoKRk[sage]
2020/10/02(金) 21:02:36.19 ID:2ilBYvyT0

パッ！

P・小梅・幸子「？」

8: ◆tkiF6VoKRk[sage]
2020/10/02(金) 21:03:02.47 ID:2ilBYvyT0

「」ﾋｭｯ!

P「今後一切ロケ先での小梅との行動は・・・・・・・肩おっもっっっ！！！！！！」ｽﾞｼｯ!

9: ◆tkiF6VoKRk[sage]
2020/10/02(金) 21:03:28.28 ID:2ilBYvyT0

幸子「す、すみません・・・でも、大人が右肩だけ下げながら叫んでいる姿見たら面白くて・・・ふふっ」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

ズッシーン！！！

10: ◆tkiF6VoKRk[sage]
2020/10/02(金) 21:03:54.16 ID:2ilBYvyT0

P「良くないっ！　実際、共演者はあの子の事を気味悪がって小梅との共演NGを出したり、番組を降ろされた事だって・・・・はっ！？」

小梅「そう・・・なの？」

11: ◆tkiF6VoKRk[sage]
2020/10/02(金) 21:04:20.13 ID:2ilBYvyT0

小梅「さっきのお話・・・本当？」

P「・・・あぁ。本当の話だ」

12: ◆tkiF6VoKRk[sage]
2020/10/02(金) 21:05:12.39 ID:2ilBYvyT0

P「それから小梅の仕事は徐々に減り始めて、夏の心霊特集か特番にたまに呼ばれる程度・・・そんな小梅を見てると不憫でな。つい口走ってしまった」

幸子「待って下さい。そうなってくるとちょっと話が変わってきますけど」

13: ◆tkiF6VoKRk[sage]
2020/10/02(金) 21:05:38.31 ID:2ilBYvyT0

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

P『小腹減ったな～。でもカップ麺の買い置きは終わっちゃったし、コンビニ行くのも面倒なんだよな』

14: ◆tkiF6VoKRk[sage]
2020/10/02(金) 21:06:04.19 ID:2ilBYvyT0

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

P『このクソ暑い中営業に行かないといけないなんて・・・めっちゃやむ』

15: ◆tkiF6VoKRk[sage]
2020/10/02(金) 21:06:31.87 ID:2ilBYvyT0

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

P『』ﾌﾞﾙｯ

16: ◆tkiF6VoKRk[sage]
2020/10/02(金) 21:06:57.67 ID:2ilBYvyT0

バタン！　タッタッタッタ・・・・

小梅「Pさん・・・」

17: ◆tkiF6VoKRk[sage]
2020/10/02(金) 21:07:23.80 ID:2ilBYvyT0

ベンチ「」

P「」ﾋﾟｺﾝﾋﾟｺﾝﾋﾟｺﾝ!

18: ◆tkiF6VoKRk[sage]
2020/10/02(金) 21:07:49.94 ID:2ilBYvyT0

P「き、聞いてくれ！　これは大事な話なんだ！　これはお前の・・・小梅の今後にも関わってくる事だから」

ベンチ「」････ｷﾞｨ

19: ◆tkiF6VoKRk[sage]
2020/10/02(金) 21:08:15.59 ID:2ilBYvyT0

「・・・」

P「でもな、例外もある」

20: ◆tkiF6VoKRk[sage]
2020/10/02(金) 21:08:45.17 ID:2ilBYvyT0

P「つまり俺が言いたいのは幽霊としての自覚をもう少し持って行動して欲しいという事であって、仕事に付いてくるなっていうのは少し言い過ぎだったかもしれない・・・ごめん」

「」ﾋｭﾝ!

21: ◆tkiF6VoKRk[sage]
2020/10/02(金) 21:09:11.15 ID:2ilBYvyT0

～向いビルの屋上～

< ｱﾊﾊ!

36Res/18.01 KB

↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20

VIPサービス増築中！
携帯うpろだ|隙間うpろだ

Powered By VIPservice