安価で和風ファンタジーを作るだけ
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471: ◆maM7RllWNATz[saga]
2020/10/17(土) 21:54:07.87 ID:uuO0FFt60


「一年後」
「王が君臨するから、」
「まあ、それまでに強くなってよ」


教師の声が響いた。

「せんせーッ」
「王ってなんすか?」
「裸の王様的なアレっすか?」

俺はそう言った。

「異界の王」
「あるいは」
「空の座を奪う者」
「この世界には」
「昔、王様が支配していたんだけど」
「死んじゃったからさ」
「その座を取る為に」
「王様が集ってんの」

俺は考える。

「せんせーッ!」
「分かりませーん!!」

そう叫んだ。


「王ってのは」
「神様の事さ」
「神様が統治する国」
「それがこの地球」
「けど、どっかのバカが神様を殺しちまったから」
「この国を統治する者が居なくなった」
「国が丸投げ状態になってんだよ」
「他国から見たら、ほぼ無傷で手に入る良質物件だ」
「だからその国を侵略する為に他の国から神様っつぅ王が来るんだよ」

隣の席の女が言った。

「………あぁ」
「つまり椅子取りゲームか」

手を叩いて頷いた。

「王様が国の権利を手に入れたら」
「この世界、滅んじゃうから」
「頑張ってね」


「……え?なんで?」

俺は混乱する。

「えー、ここまで言って分かんないのー?頭よわーい( *´艸`)」
「えっとねー、おうさまは世界が欲しいだけだからぁ(*'ω'*)」
「私たち先住民は要らないの、だからぁ、世界の歴史とかそこら辺、全部いっそうしちゃうんだー(^O^)/」

背の低い飛び級の女が言う。


「……ヤバイじゃんそれ」
「え、じゃあ鍛えねぇと、ヤベェじゃんか!!」

「だからそう言ってんだろ」

「ぷぷーっ(´艸`*)」



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