神「異能力者七人のバトルロワイヤルが見たいな・・・」 4【安価】
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219: ◆R39XEzWXr6[saga]
2020/10/19(月) 09:13:36.95 ID:Pzp7H1O60
とある国



部下「イットさん!やっぱり和平でほぼ決定ですって……」タッ

イット「ん……まぁそうだろうな」

部下「これで長い内戦も終わり……ようやく我が国にも平和が訪れますね」

イット「それは違うな。平和とは民の手足を縛ることを指すのではない。真の平和を築くなら、ここからが正念場だろう……」

イット「……まぁ、一兵士に過ぎん私には関係のないことだが」

部下「関係ないって……じゃあイットさんはこの先どうするんですか?」

イット「私は……この内戦で些か活躍しすぎた。この時代で軍刀を獲物にしていたのも悪目立ちしただろう。裁判でスケープゴートにされては敵わんからな、その前にこの国を出る……出たあとは、そうだな、旅でもしながら戦場以外の居場所を探してみる。見つかればそれでよし、見つからなければ……まぁ適当に死ぬだろう」

部下「その旅……私もついていっていいですか」

イット「……いや、お前はこの国を出る理由がないだろう。お前は敵兵を誰一人殺さなかった……どころか、隠れて何人か救っていたのを私は知っているぞ。お前は残れ、お前のような者が残るべきだ」

部下「……っ、私が敵兵を殺せなかったのは、私が引き金を引く前に、全員代わりにあなたが殺したからです!あなたは結局、私に何も背負わせてはくれなかった……!だから、今度こそあなたの側に居たい!その旅の先で何があっても、あなたの言う通り死ぬんだとしても……全部、一緒に受け止めたい……!」

イット「…………ふん。今日中にこの国を出る。ついてくる気なら死ぬ気で支度を終わらせろ」

部下「は、はい!」


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