神「異能力者七人のバトルロワイヤルが見たいな・・・」 4【安価】
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217: ◆R39XEzWXr6[saga]
2020/10/19(月) 09:12:39.85 ID:Pzp7H1O60
ゼーレ(馬鹿な……っ!?何故私の体が裂ける!彼女の体、毛髪に触れてなど……!)

イット「さっき、宝石が一つ飛んでいったな……おそらくカッター使いが配られ、一度触れていた宝石だろう」

イット「つまり、今お前が持っているのは私に配られた宝石、私が一度舐めた宝石だ……毛髪のように分かりやすい目印はフェイク。乾いた唾液には気付けなかっただろう?」

ゼーレ「ぐっ……『支配者・ダメージ転移』!」

結衣「うぐっ……!?」ズバッ

イット「……私に傷を移したのはそれか……だが、今の状況では無意味な足掻きだ。MPを失い、これで優秀な駒を失った。そうやって生き延びたところで、哀れな支配者気取りのお前に何ができる……?」ニヤァッ

ゼーレ「ふっ、来れますか……?私がMPを失った?あなたを操ることができない?そんな証拠がどこにあるんです?」

イット「……」スタスタ

ゼーレ「そこで止まった方が良い。敗北が更に屈辱的なものになるだけですよ?」

イット「……」スタスタ

ゼーレ「あなたも知っているでしょう。操られている間、自我はなくとも記憶は残る。残り時間いっぱい、私はあなたを辱める。その時の記憶が現実に戻ったあなたを襲う……!」

イット「……」ダッ

ゼーレ「くっ……」ダッ


ズバッ!


ゼーレ「ぐはっ……!」

ゼーレ(う、嘘だ……私は、この世の全てを支配するんだ!このバトルロワイヤルも、全て思い通りにしてきた!それが、何故だ、何故……こんな、後一歩のところでぇぇ……!)

ゼーレ「……」ドシャッ



ゼーレ・フォン・ロックウッド:死亡


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