キョン「一緒に風呂でも入るか?」長門「……入る」
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7:名無しNIPPER[sage saga]
2020/09/24(木) 22:54:11.25 ID:wccLzonZO
「……………………」
「……………………」

それから俺たちはしばらく無言だった。
長門はもともとあまり口数が多いほうではないので沈黙が苦にならないのかも知れないが、俺は先程怒鳴ってしまったこともあり、少々気まずかった。空気を変えたかった。

こんな空気にしたのは誰か。俺だ。
ならば、俺が空気を入れ替える義務がある。
そうだ。長門みたいに冗談を言おう。
目には目を、冗談には冗談を。いくぞ。

「一緒に風呂でも入るか?」
「……入る」

冗談にならなかった。どうしてこうなった。

「立って」
「ま、待てよ! 押すなって!?」

ぐいぐい背中を押されて俺は連行された。
自分から言い出した手前、今更冗談でしたとは言えず、脱衣所で立ち尽くす。
脱ぐべきか脱がざるべきか。悩んでいると。

「どうしたの?」

なんでもない顔をして、長門が脱いでいた。
即座に顔を逸らす。俺は何も見ちゃいない。
せいぜい、華奢な白い肩が見えたくらいだ。

「見ても平気」
「へ、平気なわけないだろう!?」
「水着、着てるから」
「へ?」

振り返ると、長門は白いスク水姿であった。
いろいろと言いたいことはあるがひとまず。
どうして白スクなのかを真っ先に尋ねると。

「あなたの好みは把握している」

俺はそんな特殊な趣味は持ち合わせてない。


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