35: ◆fLjbOQKhFQ
2020/09/27(日) 15:31:24.79 ID:TDTBXN9A0
巨大な何かが落下し、地面が削り取られる様な凄まじい爆音が聞こえた気がした。
しかし、音の波に揺さぶられた鼓膜には激痛が走り、一瞬の間その役目を果たさなくなる。
ここまでの事を、咄嗟に地面に投げ出した身体でギンは感じていた。
何が起きたのか、まだ把握出来てはいない。
ただ恐らく良くない事が起きている。そう、ハンターの勘が告げていた。
ギン「くっ・・・そうだ、皆は!」
エリアの半分が砂煙で覆われていた。
ギンが辺りを見回す。
近くではコードとヴァルが身を起こそうとしていた。頭を押さえてはいるが、怪我はないようだった。
ギン「良かった。コルノは?」
唯一コルノの姿が見えない。
ギン「コルノー!コルノは何処だー!!!」
ギンが声を張り上げた、その時。
48Res/31.13 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20