70:名無しNIPPER
2020/09/22(火) 21:10:35.50 ID:V4s4JV6AO
「あら?私もしかしてクビになるんですか?」
クスクスと笑いながら答える彼女に揶揄われるのは嫌な気はしない。
「いや、君程の逸材がこんな弱小事務所で燻っているのは申し訳なくてね…それに君の夢は『運命の人』を見つけることなんだろう?」
アイドルにとってスキャンダルは厳禁だ。もしも彼女が運命の人を見つけたのなら、両手を挙げて喜びたいところだが、スポンサーや他の事務所との兼ね合いで円満に引退させてあげられるかもわからない。そんな世界に招いてしまったことも気がかりだった。
157Res/62.13 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20