125:名無しNIPPER
2020/09/22(火) 21:56:10.51 ID:V4s4JV6AO
「それでは…私と一緒にするというのはどうかね?」
「え!?社長さんが!?」
「いいの!?」
126:名無しNIPPER
2020/09/22(火) 21:56:53.32 ID:V4s4JV6AO
「ふふふ、手加減はしないよ?」
「うあうあー!?これは…」
「激闘の予感…」
127:名無しNIPPER
2020/09/22(火) 21:57:31.87 ID:V4s4JV6AO
「うぅ…」
「社長…」
「酔っちゃったね…」
128:名無しNIPPER
2020/09/22(火) 21:58:11.45 ID:V4s4JV6AO
「うっぷ…」
「ごめんね…まさかこうなるとは思わずに…」
「い、いや、悪いのは私…うっ…」
129:名無しNIPPER
2020/09/22(火) 21:58:55.33 ID:V4s4JV6AO
「ちょっとゲームは休憩しよっか」
「うん、りっちゃんがいたらそろそろ『あんたたち!ゲームのやりすぎは目に毒よ!』って言う頃だもんね」
私に気を使ってかゲームの電源を切る二人。それにしても見事な物真似だ。声色だけでなく、口調、語尾の上がり下がりの癖まで完璧にコピーしている。全く器用なものだ。
130:名無しNIPPER
2020/09/22(火) 21:59:35.28 ID:V4s4JV6AO
「それじゃあお話でもする?」
「そだね、社長さん!お話しよ!」
「ふむ、お話ねぇ…」
131:名無しNIPPER
2020/09/22(火) 22:02:34.36 ID:V4s4JV6AO
「亜美君、真美君、少し聞きたいことがあるんだが…」
「ん?聞きたいこと?」
「ゲームの裏技とか?」
132:名無しNIPPER
2020/09/22(火) 22:04:58.24 ID:V4s4JV6AO
いまいちピンと来ていない二人に、私は続ける。
「ほら、芸能事務所は他にもたくさんあるだろう?765プロ以外の事務所に入ろうと思ったことはないかな?」
「えー、そんなの…」
133:名無しNIPPER
2020/09/22(火) 22:05:33.86 ID:V4s4JV6AO
「でも、よく考えても、ここ以外の事務所はあり得ないっしょー」
「そだねー、あり得ないねー」
さっきまでぐるぐると色んな表情で思案していたというのに、本人たちはもう結論を出したようだ。
134:名無しNIPPER
2020/09/22(火) 22:07:37.72 ID:V4s4JV6AO
「何故か…は聞いてもいいかね?」
「だって他の事務所に行ったらみんながいないじゃん」
「そうだYO!はるるんも、りっちゃんも、ひびきんもみーんないなくなっちゃやだもん!」
135:名無しNIPPER
2020/09/22(火) 22:08:12.93 ID:V4s4JV6AO
「まあピヨちゃんも兄ちゃんも社長さんもみーんな一緒に違う事務所になるんなら悪くないけどね!」
「…それって違う事務所って言えるの?」
「あり?」
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