勇者ss 第2話(タイトル未定)
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36:名無しNIPPER
2020/09/19(土) 23:06:03.10 ID:66ORp3Ez0
戦士「殺しておかなかったのが、結果的に功を奏したな。最初の予定通り城の呪術師を脅して呪いを解かせるなら、殺して口を封じておいた方が後々楽になっただろうが、正面切って文句を言いに行くなら証人として生かしておいた方が都合がいい。」

戦士が吐き捨てるようにそう言った。なんだか少し声に不機嫌さが滲んでいる。

勇者「どうかした?なんだか、殺しておきたかったと思ってるように聞こえるよ。君は戦いが好きなだけで、無意味な殺しはしないんじゃなかった?」

戦士「・・・ああ、そうだよ。俺は殺し合いがしたいだけで、弱い奴はどうでもいい。でもな、弱いくせに自分よりさらに弱い奴を嬲って自分を強いと思い込んでるようなやつらは見てて腹が立つんだよ。」

勇者「そうなのか・・・意外だ、君は他人なんてまったく気にしてないのかと思ってた。」



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