勇者ss 第2話(タイトル未定)
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25:名無しNIPPER
2020/09/19(土) 22:53:23.61 ID:66ORp3Ez0
兵士「お前らの方こそこんな事をしてただで済むと思ってるのか?」

ニヤリと笑みを浮かべて言う。

兵士「俺たちはこの国の正規兵だ。お前らは犯罪者なんだよ。あの女だってこの塔から連れ出したところで・・・っ!」

兵士の小指を切り落とす。
戦士が「まだ爪の痛みが残ってるうちに指を切ってどうすんだよ」と呆れたようにつぶやいている。

勇者「僕たちのことは心配には及びません。あなたに考えて欲しいのは、彼女のことです。
可哀想だとは思わなかったんですか。」

兵士「思わねえよ!一方的にいたぶれる相手がいて、それを実行しても咎められない。
ましてや正しいことだって言われりゃ、喜んでやるよ!
誰だってそうだろうが!」

勇者「・・・彼女は、もう殺して欲しいと言ってたんですよ。」

兵士「そんな心理状態じゃ、まだ不十分だったんだ。俺たちの機嫌をとるためならどんなことでも喜んでやるくらいじゃねえとな。魔翌力が戻って、いざ実戦って時に自棄を起こして自爆なんてされたら致命的だろ?」

戦士が苦虫を嚙み潰したような顔をして舌打ちをする。

戦士「もういいだろ?さっさとこいつを殺して城の呪術師とやらに会いに行こうぜ。」



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