【安価・コンマ】ファンタジーな異世界に異物が紛れ込むお話
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◆7m3grp2dM2
[saga]
2020/09/23(水) 22:05:44.90 ID:U+Q+rPvTo
選択:3
中庭の花壇近くの長いすに腰を掛ける。
私の隣には、エルクラッドが座っていた。
何でも、今日は護衛も兼ねて校内で不審な人物が居ないか見回っていたらしい。
今朝お姉ちゃんから何か耳打ちされていたし、警戒するように言われていたんだと思う。
馬車の事もそうだけど、それを直接私に言わないのは……私を不安にさせないように、かな?……お姉ちゃんがそんな気遣いをする人だとはあんまり思えないけど。
いつも一緒に居るけれど、こうして校内でエルクラッドと一緒に居ると言うのは珍しい。
しかも、一緒にご飯を食べるのなんて何時ぶりだろう?
主従という関係になってから、すっかり食事を共にするという事も少なくなっていたように思う。
昔はもっと……友達というか、お嬢様なんて呼ばれることなんてなくって、名前で呼び合っていたのにな。
そこまで遠い昔の事じゃない筈なのに、何だか懐かしく思ってしまう。
アイリス「じゃ、じゃあ。いただきます」
エルクラッド「どうぞ、ごゆっくり」
アイリス「あれ?エルグラッドは食べないの?」
エルクラッド「はい。ですが、お気になさらず」
平然とした顔でエルクラッドは言う。
自分だけ食べるという事に何だか居心地の悪さを感じながらも、お弁当を食べることにした。
1、何か変わったことは無かった聞く
2、パンを一つあげる
3、昔話をする
4、自由安価
安価↓2
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