【安価・コンマ】ファンタジーな異世界に異物が紛れ込むお話
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◆7m3grp2dM2
[saga]
2020/09/23(水) 21:10:59.33 ID:U+Q+rPvTo
コンマ判定:5
エレノア「……ん?」
食事をしながら新聞を読んでいたエレノア様が、記事の内容に眉を顰める。
本来なら食事中に食事以外の事をするのは行儀が悪いことではあるが、この屋敷でそれをこの相手に言える人間はいない。
エレノア「ねえアイリス」
アイリス「は、はい」
エレノア「貴女昨日、事件現場からは大きな音が聞こえたみたいな話してたわよね」
アイリス「うん。直接その音を聞いたわけじゃないけど…」
エレノア「……今日も学校に行くのよね」
アイリス「う、うん。そのつもりだけど」
エレノア「今日は私の馬車を出してあげるから、それで向かいなさい。帰りも送ってあげるわ」
アイリス「ええ?嬉しいけど、その…えと……め、珍しいね」
エレノア「あら、私の優しさが怖い?」
ニヤリと妖しい笑みを浮かべるエレノアに、アイリスは激しく首を横に振っていた。
確かに、何の打算もなく自分の物を貸し出すエレノア様という姿は非常に珍しく映る。
とはいえ、何か考えあってのことなのだろう。
オレが何か口を出すことは無い。
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