【安価・コンマ】ファンタジーな異世界に異物が紛れ込むお話
↓
1-
覧
板
20
208
:
◆7m3grp2dM2
[saga]
2020/09/22(火) 01:34:23.34 ID:nQaK4OBNo
ジョシュア「ハァ…ハァ……」
肩で息をしながら、玉のような汗を流し地面に腰をつくジョシュア。
その一方で、エルグラッドは気持ちよさそうな表情で伸びをしていた。
エルクラッド「こんなに思いっきり魔法を使ったのは久々だ。いい気分転換になった」
ジョシュア「チッ……くそ、今日はコンディションが悪かっただけだ」
エルクラッド「そう悔しがることは無い。ここまで俺が本気で魔法を使って五体無事なんだ、大したもんだよ」
ジョシュア「嫌味は結構だ……」
忌々しいといった様子でジョシュアは吐き捨て、上着を脱ぎその汗を絞り出す。
エルクラッド「オレが嫌味なんかを言える質か?」
ジョシュア「ええい五月蠅い。はぁ……まったく忌々しいよ。竜との混血という怪物とは、これほどまでに力に差があるか」
エルクラッド「オレと戦って戦意喪失せず悔しがれるのはお前くらいのものだ。おかげで随分助かっている」
ジョシュア「……ふん、まあお前が暴走しては堪らんからな。今はゴーギュストも居ない。私の屈辱でお嬢様の身の安全が買えるなら安い物だ。お前も、精々これで大人しくしていてくれ」
エルグラッド「…ああ、分かってる」
ジョシュアは搾り上げてよれよれになった服を肩に羽織り、立ち上がる。
つい先ほどまで随分と息が上がっていた様子だったはずなのに、もうすでにその立ち振る舞いに疲れはない。
彼もまた、伊達にあのエレノアの守を務められているわけではないという事だろう。
ジョシュア「もう一本といいたいところだが、今あまり屋敷を離れるのは得策ではない。そろそろ戻るぞ」
エルグラッド「ああ、そうだな」
ジョシュア「ったく、お前のせいでまた水浴びをせんとならん」
エルグラッド「一緒に入るか?」
ジョシュア「次同じことを言えばその首を切り飛ばすぞ」
そんな軽口を言い合いながら、二人は屋敷に帰って行った。
親密度上昇判定
直下コンマ(00〜99÷3で判定。端数切捨て)
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
398Res/160.34 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
書[5]
板[3]
1-[1]
l20
【安価・コンマ】ファンタジーな異世界に異物が紛れ込むお話-SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1600341726/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice