【安価・コンマ】ファンタジーな異世界に異物が紛れ込むお話
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189: ◆7m3grp2dM2[saga]
2020/09/22(火) 00:20:33.02 ID:nQaK4OBNo

選択:2


ジョシュア「外に行くというから何処へ連れ出すかと思えば、夜遊びでも覚えたのかと思ったぞ」
エルグラッド「俺がそんな事をして楽しむ奴だと思うか?」
ジョシュア「いや、思えないな。娯楽を楽しむ知能があるとは思えん」
エルグラッド「オレにとってはこれが娯楽さ。たまのガス抜きをせんと爆発してしまいそうでな」

俺たちがやってきたのは、屋敷裏の森。
周囲は木々に生い茂る葉がこすれあう音ばかりが鳴り、近くに人が居る様子は感じられない。

ジョシュア「…昔を思い出すな。ゴーギュストもとんだ猛獣を連れ込んだものだと思っていたよ。変わるものだな、お嬢様方の前では随分お行儀がいい」
エルグラッド「ああ。……まだ慣れんよ。肩が凝る」
ジョシュア「はっ、だろうな。今ではお前に構ってくれる飼い主もおらんしな」
エルグラッド「だから代わりにお前に頼んでいるんだろう?」

何をするかを即座に理解したジョシュアと向かい合い、軽く体を動かしコリをほぐしながら会話をする。
お嬢様の元で執事としての務めを果たす事は、俺自身が望んだ使命のようなモノ。辞めたいとは片時も思ってはいないが、それはそれとして自分に合わないことをし続けるとストレスが溜まる。
その為の所謂ガス抜きだ。
偶には力を発散しなければ、この心臓から無尽蔵に溢れる魔力がはち切れそうでイライラしてしまう。

エルグラッド「魔法は使うか?手加減してやってもいいぞ」
ジョシュア「舐めた口をきいてくれる。お前の好きにしろ、合わせてやる」
エルグラッド「じゃあ……」


1、魔法抜きでの組手
2、魔法有りでの組手

安価↓1



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