80: ◆vmfmKqFvN2[saga]
2020/09/16(水) 02:37:40.77 ID:daT+a4EN0
……。
タリア「あ、れ?」
ここ、僕の部屋だ。
グスタフ「目が覚めたか。気分はどうだ?」
タリア「なんか、変な感じ。ボク、風邪でもひいたの?」
グスタフ「そうだな。近いような近くないような」
マリア「貴女は魔力暴走の一歩手前までいってたの。まさか魔法以外での時になると思わなかったわ」
魔力、暴走?
マリア「でもこれでようやくタリアの素質が分かったわ。普段から魔木の生活でよかった」
グスタフ「俺もマリアも魔力の素質は人並み以上だから苦労したもんだ」
タリア「どういう、こと?」
マリア「簡単に言えば、タリアは私たちの高すぎる魔力素質を受け継いだの。そしてパパの身体能力も」
グスタフ「魔力だけなら魔木で抑えられる。魔木は元々魔力で育つ植物だ。…吸収しきれない程の魔力がタリアにあることが分かった」
タリア「よく分かんないけど、なんで魔法を使ってないのに魔力暴走なの?」
グスタフ「集中していたからだろうな」
マリア「魔法はイメージが大切ってことは分かってるよね。そのイメージに大切なのは集中すること」
グスタフ「集中している時は魔力が高まってると言っていい。高まった魔力を模擬刀が吸い取っていた」
マリア「パパは模擬刀が折れかけてるのに気付いて魔木の吸収容量を超えたと判断したのよ」
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