70: ◆vmfmKqFvN2[saga]
2020/09/15(火) 23:56:18.31 ID:ZlucngcM0
タリア「パパの話聞いてたら魔法以外の道にも興味出てきた」
グスタフ「そうかそうか! なら今日は一緒に素振りするかぁ!」
高笑いして庭に向かう父さん。
マリア「ご機嫌ね。タリアと一緒にやれると思うと気持ちは分かるわ」
寂しそうな声を出す母さん。
タリア「えっと、ほら、昨日は一緒に魔法の勉強したし、魔力回復を兼ねて今日は素振りってことに…」
マリア「私のことは気にしなくていいから、早く行きなさい。待ってるわよ」
タリア「は、はーい…」
庭へ逃げるようにして行くと、既に斧を持ってブンブンと素振りをしている後ろ姿が見えた。
グスタフ「来たな、タリア。子供用の軽い模擬刀をいくつか作ってあるから好きなの取りなさい」
地面に転がってるそれらを手に取ってみると魔木製の物と分かった。
僕の使う木製の物は全部この材質と決まっている。
理由は聞いたことないから分からない。素振りが終わったら聞いてみよう。
まずは模擬刀選びだ。模擬『刀』といってるけど多くは『斧』だ。『刀』はちらほらある。
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