523: ◆vmfmKqFvN2[saga]
2022/01/04(火) 19:02:32.60 ID:aOrqJ+YP0
引きずられている手を振り解く。
アンジェ「タリアさん? どうしましたか?」
タリア「右にレグルス、左にネリアが見えたの。だから気になっちゃって」
アンジェ「…そうですか。ならワタシのことは気にせず行ってください」
タリア「え?」
アンジェ「帰ってくる時間を聞くの忘れちゃいましたし、タリアさんを待たせるわけにいきませんから」
まだ朝方だ。帰ってくるにしてもしばらくかかるだろう。
アンジェはそれまで待ち続けるかもしれない。僕まで待たせては申し訳ないと思っているのかも。
タリア「……ごめん。そういうつもりじゃなかった。それにさ、ずっと待つのは大変だから時間潰しに行こうよ」
アンジェ「でも」
タリア「お出かけは一緒がいいんだよ。後でまたギルドに行こう!」
アンジェ「…はい。ありがとうございます」
さて、これでアンジェが一人で外で待つことはなくなった。
あとはどっちに行こうかな。
安価下1〜3多数決
1:右のレグルスらしい方
2:左のネリアらしい方
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