520: ◆vmfmKqFvN2[saga]
2022/01/04(火) 18:31:04.36 ID:aOrqJ+YP0
そんなやりとりをしていると続々と人が入ってきた。
服装的に冒険者だと分かる。
受付嬢「そろそろお喋りは終わりね。タリアちゃん、アンと仲良くしてくれてありがとう」
タリア「いえそんな…。お仕事頑張ってください」
頭をさげてアンジェと二人でそそくさとギルドの裏口から外へ出る。
正面入口の方まで戻るとさっきと違って人がたくさん歩いている。
お店も開き始めたようだ。
アンジェ「運び屋のお仕事が終わって帰ってくるなら……こっち」
タリア「え、ちょっとアンジェ!?」
まるで僕はペットのようにアンジェに手を引かれてずるずると街中を歩いていく。
気になる場所を探す暇さえ与えてくれない。首を左右に振っては景色が流れる。その繰り返しだ。
タリア「…あれは」
十字路に着いた時、右奥にレグルスらしき人物を発見。また左奥にネリアらしいのも発見。一瞬だったから本人かは分からない。
アンジェは真っすぐ進んでいく。目的地しか見えてないのか気付く様子がまるでない。
安価下2
1:このまま引きずられていく
2:アンジェに気付かせるため振り解く
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