208: ◆vmfmKqFvN2[saga]
2020/09/18(金) 17:09:35.94 ID:yAfE+vPA0
―― 王都 ――
おぉ〜、石の街道、たくさんの家に看板!
森で見られない景色が広がってる!
「ハイレンさん! 今日は娘さんのデビュー日だって!? めでたいね〜!」
「その子がタリアちゃん? 将来が楽しみな可愛い子だな! ウチの息子とどうだい!?」
「グっちゃん! 魔木の仕入れまた頼むから腕落とすなよ!!」
歩いていくといろんな人から声をかけられる。
父さんに声をかけてくる人が多いとはいえ、知らない人から声をかけられるのは少し怖い。
マリア「パパ人気者ね。魔木狩りとして有名な証拠だわ」
タリア「うん。パパすごい」
グスタフ「やめてくれ二人とも。恥ずかしいぞ」
街道を歩くこと数分。やがて大きな門が見えてきた。
マリア「タリア、これ持っておきなさい」
一枚の紙が手渡された。
『タリア・ハイレン様 魔法学園招待状』
グスタフ「なんだか緊張してきた」
マリア「なんで貴方がするのよ。シャキッとしなさい」
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