137: ◆vmfmKqFvN2[saga]
2020/09/17(木) 00:24:18.72 ID:U9TgJ+rg0
誤:マリアの得意属性
正:タリアの得意属性
――――
マリア「で、ここからが重要。魔木が大量に必要なの。備蓄してる分で完成するか分からない」
グスタフ「俺の出番か」
マリア「そういうこと。タリアのためよ、手は抜かないで頂戴」
グスタフ「…ひとつ聞きたい。魔道具に頼らないと今後魔法は使えないのか?」
父さんは真剣な眼差しで母さんを見る。
マリア「いっそのこと貴方みたいに不器用ならそんなことないんだけど……タリアの努力次第ね」
グスタフ「そうか。それが聞けて満足だ。どれくらい必要か教えてくれ」
マリア「多ければ多いほど。他の材料はこっちで仕入れるわ」
グスタフ「分かった。魔木の方は任せろ」
父さんの中で僕に魔道具を持たせることを良しとしてくれたみたいだ。
いつもの父さんの顔に戻った。よかった。
マリア「タリア、もう少し時間を頂戴。必ず間に合わせる」
タリア「うん。待ってる」
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