勇者「魔王は一体どこにいる?」続編
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959:名無しNIPPER[sage saga]
2020/11/16(月) 12:24:24.05 ID:CUQQsgj40
ベチャ ベチャ


女海賊「ちょっと待って!!馬の足跡」

魔女「むむ!行先は林の向こう側じゃな…」

剣士「足跡を追おう」

女海賊「そっちに何かある?」

魔女「山になって居る…シン・リーンを見下ろせるのぅ」

剣士「…」クンクン

女海賊「何か臭う?」

剣士「なんだろう?女の甘い香り…」

女海賊「私?」クンクン

剣士「君じゃない」

魔女「剣士…幻惑魔法かも知れんで気を付けよ」

剣士「馬の足跡の方向だよ」

女海賊「あんたさぁ…私が居んのに他の女の香りを気にすんの?」

剣士「こんな所で女の香りはおかしい…行こう!」

女海賊「おい!!聞いてんの?」



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ゴゥ ドーン ゴゴゴゴゴ ボゥ


剣士「アレだ!!黒の騎士が何かと戦ってる」

女海賊「空飛んでんじゃん…何アレ…ちっちゃいドラゴン?」

魔女「女海賊…主の望遠鏡を貸すのじゃ」

女海賊「ん?あ…ほい」ガチャ ポイ

剣士「黒の騎士が乗ってる馬は…アンデッドホースかな?」

女海賊「おぉぉ!!でかい剣で魔法撃ち返してるね」

剣士「空飛ばれてるんじゃ黒の騎士に勝ち目が無いよ」

魔女「ぐぬぬ…あれはサキュバスじゃ…師匠の亡骸をサキュバスにして蘇らせておる…ぐぬぬ」

女海賊「じゃぁアレが隕石を落とした犯人?」

剣士「黒の騎士が持ってる剣…もしかしてあれは時の王…」

女海賊「え!!魔女…望遠鏡貸して」グイ

剣士「見える?」

女海賊「黒い甲冑で顔が見えない…でも持ってる剣は時の王が使ってた剣…なんでこんな所に」

魔女「セントラルでデュラハーンの一騎掛けの騒ぎが有ったな?…それじゃな」

女海賊「そうか…私が精霊が生きてるとか言ったから確認しに来てるんだ」

剣士「どうする?このまま時の王の戦いを見守る?」

女海賊「私らの狙いは隕石落としの阻止でしょ?」

魔女「サキュバスを葬らねばならんな…時の王は後じゃ」

剣士「どうして戦ってるんだろう?」

女海賊「今の所敵の敵は味方…そういう事」

魔女「女海賊や…インドラの銃で狙えるかえ?」

女戦士「おっけ!ヤル」ガチャリ

魔女「剣士…やるぞよ?反射を上手く使うのじゃ」


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