勇者「魔王は一体どこにいる?」続編
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939:名無しNIPPER[sage saga]
2020/11/16(月) 12:11:54.82 ID:CUQQsgj40
『酒場』


ドゥルルルン♪


盗賊「空いてんな…店主!まだやってるか?」

店主「もう店じまいですよ…余り物なら出せますが?」

盗賊「おぅそれで良い!ちっと一杯飲んで行くだけだからよ」

店主「一人1銀貨頂きますイヒヒヒヒ」

盗賊「ここ置いとくぜぇ!!」

店主「毎度ぉ!!その辺の物は何食べても構いませんぜ?酒もまだボトルに入ってるでしょう」

女海賊「ほとんど貸し切りだね」

情報屋「私達には余り物で十分ね?」

盗賊「肉あるぞ?食え食え」ガブガブ

女戦士「この様な雰囲気の酒場に来るのは30年振りでしょうか…」

女海賊「座ったら?」モグ

女戦士「あの方が噂の吟遊詩人ですね?」

女海賊「あの人のリュートは私が細工してあげたんだ」

女戦士「リュートの音を聴くと若かりし頃の事を思い出します…」


ドゥルルルン♪

吟遊詩人「乾杯をしよう〜♪過ぎ去りし日の思い出に♪若き日のあの人と今もう一度〜♪」


女戦士「あの吟遊詩人の歌を聞きたかったのです」

盗賊「酒場で朝まで寝てる奴も居るし…ゆっくり聴いて行けば良いんじゃ無ぇか?」

女海賊「ん?泣いてんの?」

女戦士「私はもう少し思い出に浸っていますので皆さんは先に宿屋に帰って良いですよ」

盗賊「俺は疲れたから一杯飲んだら帰って寝る」

女海賊「もうちょい食ってく…帰っていいよ」


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