勇者「魔王は一体どこにいる?」続編
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920:名無しNIPPER[sage saga]
2020/11/16(月) 12:01:14.70 ID:CUQQsgj40
商人「いやぁホムンクルスが交渉事とは驚いた…あのコインておもちゃのコインだよね?」

ホムンクルス「はい…」ニコ

商人「6銀貨でおもちゃのコインを売った訳だ」

盗賊「おかげで旨い飯にもありつけたんだ食え食えヌハハ」バクバク


吟遊詩人「お久しぶりです…その節はお世話になりました」


女海賊「お?覚えてた?どう?リュートの具合は?」

吟遊詩人「概ね好評ですね…貴族には不評ですがハハ」

女海賊「そっか…なかなか上手く行かないなぁ…」ボソ

吟遊詩人「あれからシャ・バクダの治安が悪くなってしまいまして僕はここに流れて来たんです」

女海賊「稼げてる?」」

吟遊詩人「はい!お陰様で…ところでお願いがありまして」

女海賊「ん?」

吟遊詩人「シン・リーン女王の前で演奏をする事になってしまったのですがリュートが少し地味だなと…」

女海賊「あぁぁ装飾したいのね」

吟遊詩人「お代はお支払いしますのでお願いできませんか?」

女海賊「どんな感じに?」

吟遊詩人「ボデーの部分に何かの紋様を…」

女海賊「おけおけ…1時間くらいで済むから待ってて」

吟遊詩人「はい…僕の人生が掛かっています…よろしくお願いします」ジャラリ

商人「お!20銀貨…すごいじゃない!!」

盗賊「良い仕事してやれよ〜」ムシャムシャ


トンテンカン トンテンカン



『宿屋』


ドタドタ


盗賊「結局4銀貨で腹いっぱい飲み食い出来た訳だ…安く済んだなヌハハ」

商人「吟遊詩人も喜んでくれたし良かったね」

情報屋「あの紋様は自分で考えたの?」

女海賊「ん?あれはエクスカリバーの銘と一緒に掘られてた紋様だよ」

情報屋「道理で似てると思ったわ…魔女の塔にも所々に同じ紋様があるわ」

女戦士「わらわは気にもせんかったわい」

商人「また伝説のアイテムの誕生だね」

女海賊「ムフ…」

女戦士「さて明日は早くに城へ向かうよってわらわは休むぞよ?女海賊も早よう休め」

女海賊「へいへい…」


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