勇者「魔王は一体どこにいる?」続編
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895:名無しNIPPER[sage saga]
2020/11/16(月) 11:46:42.03 ID:CUQQsgj40
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商人「魔女?さっきの話は過去に先回りされているっていう解釈で良い?」

女戦士「うむ…時限の門をくぐって過去に行った者が本丸じゃ…追うにはわらわ達も時限の門をくくらねばならんかも知れぬ」

商人「それって追いつめても既に居ないっていう状況が起きる?」

女戦士「そうじゃな…そうやって隠れ潜んで居るのじゃ…未来の出来事を知っての」

商人「今日起こった出来事は黒の同胞団には5日前に伝わってる…その結果が今…」

女戦士「とにかく主は出来事をメモに残せ…符合が合わん時には記憶が塗り替わって居る」

商人「過去に先回りか…」

女戦士「隠密で貝殻を使わせる事無く始末するのが最適じゃな…女海賊のインドラの銃が極めて重要じゃ」

商人「歴史の塗り替えってそんなに簡単かな?」

女戦士「そう簡単には変わらんじゃろうが逃げるぐらいは簡単じゃな」

商人「その結果行動が変わる可能性もあるよね?どうなっちゃう?」

女戦士「神隠しが起きる…次元の狭間に消えるのじゃ」

商人「それ危ないね」

女戦士「うむ…ややもするとこの次元が消滅しかねん」

商人「僕の自我は何処に行っちゃう?」

女戦士「気付いたら過去の自分じゃろうが何も覚えて居らんから今の自我とは違うのぅ」

商人「そういう事か…」




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スン スン スン


剣士「ふぅぅ…」スン スン

女戦士「リッチに苦戦したのが悔しいのじゃな?」

剣士「僕じゃ倒せない…」

女戦士「主でもリッチの心臓の位置は分からんのか?」

剣士「良く集中すれば分かる…でもそんな余裕が無いんだよ」

女戦士「主のその刀は光を帯びて居るじゃろう?残像も残るな?」

剣士「それが?」

女戦士「光は魔法を反射するのじゃぞ?」

剣士「え?」

女戦士「魔法を反射する反射魔法は光属性じゃ…主にも使えるじゃろうが…それより剣筋の残像に身を隠してみよ」

剣士「こう?」スン スッ

女戦士「それで魔法から身を守って居る…物理攻撃は避けられんが…今までよりよかろう?」

剣士「そうか…光を纏うのか…」

女戦士「うむ…その効果は反射じゃ…反射した魔法は跳ね返る故に上手く使え」



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