893:名無しNIPPER[sage saga]
2020/11/16(月) 11:45:35.31 ID:CUQQsgj40
『宿屋』
女戦士「無事に戻って来た様じゃな?」
女海賊「あのゾンビみたいなのがグール?いっぱいいんね」
女戦士「ゾンビと違うて知能があってな集団で行動するのじゃ…まだ数が増えるぞよ?」
盗賊「今んところ軍隊も持ちこたえてる…こりゃ長引くかもしれんな」
剣士「セントラルにまだリッチが居るならひっくり返されるよ」
女戦士「リッチが居ったんか」
女海賊「そいつだけ倒したよ」
剣士「無詠唱の自爆魔法を使って来た…あんな魔法は魔女も使えるの?」
女戦士「使おうと思えば使えるが…わらわの体は生身じゃけ痛みで次の詠唱が出来んじゃろうな…不死者じゃら可能な術じゃな」
女海賊「これ…肉の破片から出来た金属」
女戦士「うむ…体の一部を金属に変性させて爆発させるのじゃ」
剣士「こういう魔法を先読みで使われるなら僕はリッチと戦えない…何か対抗手段無い?」
女戦士「やはり修行をせんとイカンかものぅ…盾魔法もあるが効果は低い」
剣士「修行…どんな修行?」
女戦士「精神と時の門で時空を超える修行じゃな…魔術師は皆修行をする」
女海賊「それ何年もかかる修行だよね?」
女戦士「わらわの様に時空の少し先に居るようになるには何十年も掛るが…一瞬だけ時間を止める程度であれば習得できるやものぅ」
剣士「一瞬だけ?…それで十分だ!魔法を撃たれた一瞬だけ止まれば対処出来る」
女戦士「ふむ…時限の門を呼び出すには狭間の最も深い場所に居らねば成らぬ…シン・リーンに戻ったならば修行をさせてやろう」
剣士「頼むよ…」
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