勇者「魔王は一体どこにいる?」続編
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806:名無しNIPPER[sage saga]
2020/11/04(水) 00:29:17.38 ID:Piv6Afm60
商人「君は多分正常だよ…ごめん僕が悪かった」ギュゥ

ホムンクルス「ドーパミンの放出を確認…この現象は怒りの解消ですね?」

商人「基幹プログラムを更新しておいて?」

ホムンクルス「はい…」

商人「これで良く分かった…リリスの血はこうやって魔王を増殖させるんだ…人の愛情の裏側に付け込もうとしている」

ホムンクルス「ドーパミン受容体への不足に生じる苦痛の事でしょうか?」

商人「それは防ぎようが無い…だからコントロールしなきゃいけない」

ホムンクルス「そうですね…」

商人「そうだ!!忘れてた…君に銀のアクセサリーを渡そうと思ってたんだ…はいコレ」ジャラリ

ホムンクルス「これは?」

商人「おもちゃのコインで交換してきたんだ…君に付けてもらおうと思ってさ」

ホムンクルス「…似合いますか?」

商人「見て?僕も同じ物付けてる…今度怒りの感情が出てきたらこのアクセサリー思い出して?」

ホムンクルス「はい…銀の魔除けなのですね?」

商人「効果があるのかは分からないけどね」

ホムンクルス「生体の血圧が安定しました…」

商人「うん…良かった」

ホムンクルス「受容体への不足が解消するまでもう少し抱きしめていてもらってよろしいでしょうか?」

商人「そっか…寂しかったのか」

ホムンクルス「生体の反応が示す神経伝達のゆらぎも発生原因が良く分かりません…観測を続けます」

商人「君はどんどん心が成長していくね」

ホムンクルス「お嫌いにならないで下さい」

商人「僕は君が大好きだよ…忘れてほしく無いな」



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