勇者「魔王は一体どこにいる?」続編
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771:名無しNIPPER[sage saga]
2020/11/03(火) 00:56:32.93 ID:V1qeujs60
『1時間後』


商人「はぁ…はぁ…ホムンクルス!?大丈夫?」

ホムンクルス「…」クター

商人「僕はもう限界だ…」

ホムンクルス「ぁ…」ハァハァ

商人「気が付いた?」

ホムンクルス「…10秒間の記憶喪失が確認されました…ドーパミン放出が一定量を超えると他機能への神経伝達が途切れる様です」

商人「よかった…7回目でやっと…君は良く平気で話が出来るね?」

ホムンクルス「生体の興奮状態が収まりません…正常値に戻るまで30分程要する様です」ハァ

商人「服を着ようか?立てる?」

ホムンクルス「いいえ…力が入りませんのでそのままにして下さい」プルプル

商人「じゃぁ僕が着させてあげるよ…」スルスル

ホムンクルス「あなたの行動一つ一つでドーパミン分泌量が変化します…これが恐らく愛の部分です」

商人「超高度AIが判断してる訳じゃ無いんだ…」

ホムンクルス「分かった事があります…ドーパミン分泌量は脳が記憶しますが分泌量は積み重なります」

商人「積み重なる?」

ホムンクルス「はい…愛は膨らむという表現が良いでしょうか?」

商人「あぁ…なんか分かるよ…どんどん君を好きになる」

ホムンクルス「性交渉を毎日続けましょう…愛がどのくらい積み重なるのか観測します」

商人「なんかすごく幸せな気持ちになるなぁ」

ホムンクルス「お分かり頂けますか?性感による快楽を超える量のドーパミン放出が期待できます」

商人「なるほどね…麻薬依存を治療するのには愛が効果的かも知れないいう事か」

ホムンクルス「はい…まだ可能性が期待できるという段階ですので明日からもよろしくお願いします」

商人「なんか恥ずかしいなぁ…」

ホムンクルス「どう言えば良いでしょう?」

商人「んー寄り添ってくれるだけで良いかな」

ホムンクルス「はい…」ピト


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