勇者「魔王は一体どこにいる?」続編
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767:名無しNIPPER[sage saga]
2020/11/03(火) 00:53:01.79 ID:V1qeujs60
『バリケード上』


ヒュン ヒュン ヒュン


女戦士「よし!撃ち方ヤメ!!気絶している衛兵を確保して手当しろ!!」

民兵「へい!!」ドスドスドス

盗賊「これで2人目だ…貴重な装備ゲットだな」

女戦士「奪うつもりは無い…手当して返す…黒死病を治療出来る事を周知させたい」

盗賊「ほーん…あっちはエリクサーの存在を知らん訳か」

女戦士「その様だ…エリクサーを求めてこちらに交渉しに来る様になれば少しは話が出来る」

盗賊「今までは話が通じて居ないのか?」

女戦士「こちらの貧相な装備を見て正規軍だとは思って居ないのだ…自警団扱いだ」

盗賊「ヌハハ裸同然の漢も居るしな?」

女戦士「お前の恰好もごろつきにしか見えんぞ?…私も同じだが」

盗賊「まぁな…船に乗ってりゃ楽な格好の方が良いもんな」

ローグ「かしらぁ…先に確保した衛兵が帰りたくないと言ってるでやんすが…どうしやしょう?」

女戦士「体を休めてからで良いと言え…こちらの内情を見てもらうのも良い」

ローグ「信用して良いんすかね?」

女戦士「構わん!敵では無いという事を見せつけておくのだ」

ローグ「わかりやした…ちっとあっしが話してみるでやんす」

盗賊「女戦士!アサシンの姿がずっと見えんが?何処に行った?」

女戦士「フィン・イッシュ女王の船だ」

盗賊「沖の方で停泊しているやつか?なんで上陸して来ないんだ?」

女戦士「セントラルに許可なく上陸は出来ん立場だ…本来なら大使を通じて段取るのだがそれも出来んのでな」

盗賊「面倒臭ぇこった」

女戦士「支援とは言え他国に勝手に女王が入るのは体裁が良くない…機を待っているのだな」

盗賊「あの嬢ちゃんがどんだけ成長したか早いとこ見たいもんだ」



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