勇者「魔王は一体どこにいる?」続編
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752:名無しNIPPER[sage saga]
2020/11/03(火) 00:44:02.85 ID:V1qeujs60
『貧民街』


ギャー ギャー


盗賊「クヌギの樹液採って来たぜ?」

ホムンクルス「はい…ありがとうございます」

盗賊「これだけの量でどんくらいエリクサー作れる?」

ホムンクルス「瓶で4つ程でしょうか…」

盗賊「マジか…そんなに減るんか」

ホムンクルス「一本の大きなクヌギの木から一日で樽に三分の一ほど採集可能ですので工夫してみてください」

盗賊「仕掛け作らんといかんな」

ホムンクルス「金属糸を上手に使って樹液が伝うように作ると良いです」

盗賊「なるほど…ところでテントの女達が騒いでいる様だがどうした?」

ホムンクルス「重度の依存症の方を船の方へ移送しようとしています」

盗賊「依存症ってアレか?性的なやつか?」

ホムンクルス「はい…女性は一度極限の快楽を経験してしまうと元に戻るのは難しいのです」

盗賊「ふむ…人権尊重するなら隔離が良いか」

ホムンクルス「拘束したくはありませんが自殺を防ぐには必要な処置です」

盗賊「そんなに我慢できんもんかね…」

ホムンクルス「麻薬を投与して以来24時間ずっと性的絶頂を継続していた人が突然終われると思いますか?」

盗賊「想像出来んな…」

ホムンクルス「そういう人が重度の依存症になって居るのです」

盗賊「後遺症が残りそうだが…」

ホムンクルス「ですから長期間の緩和ケアが必要になります」

盗賊「長期戦か」

ホムンクルス「はい…私達だけでは対応が困難ですのでフィン・イッシュ国の援助が必要と思われます」

盗賊「それは女戦士に伝えたのか?」

ホムンクルス「はい…伝えました」

盗賊「こりゃ想像以上に大変だ」

ホムンクルス「そうですね…」

盗賊「よし!俺ぁもっかい森まで飛んで来る」

ホムンクルス「はい…お気を付けて」



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