703:名無しNIPPER[sage saga]
2020/11/03(火) 00:16:55.02 ID:V1qeujs60
『ドラゴンのねぐら』
ホムンクルス「…ここがドラゴンのねぐらになります」
商人「こんな所に洞穴があったのか…いっぱい財宝があるじゃないか」
女海賊「やっぱドラゴンは居ないね…剣士に会わせたかったのに…」
盗賊「ここは暖かい…ちっと休んで行こう…ローグ!!火を起こすから手伝え」
ローグ「アイサー」
女海賊「ドラゴン戻ってくるかな?」
ホムンクルス「わかりませんが一晩くらい休んでも良いのではないでしょうか?」
女海賊「未来も燃やせる物を探してきて?」
子供「うん…」シュタタ
商人「ここの財宝はドラゴンが集めた物なのかな?」
ホムンクルス「ドラゴンは光る物を集める癖があるのです…良い物があれば持って行っても良いですよ?」
盗賊「マジかよ…良さそうな物いっぱいあんじゃねぇか」
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盗賊「剣士…目覚まさねぇな?」
女海賊「…」ギュゥ
商人「魔王の欠片が剣士の中に居たのは間違いなさそうだね」
盗賊「こんなに長い間人の中に入ってるんだな」
ローグ「全然気が付かなかったっすよ」
商人「こう考える事が出来る…魔王の欠片が入ってた剣士はいつでも僕たちを襲う事は出来た筈だよ」
商人「なのに今まで何もしなかったのは剣士が魔王の魂を抑え込んでいた…どう?考えすぎ?」
盗賊「俺もそんな気がするな…魔王の欠片が出て行ったって事は目を覚ましそうだ」
子供「パパ起きる!?」
盗賊「おう!!祈ってろ…きっと目ぇ覚ますぞ?」
商人「…まてよ?この現象はもしかすると世界中で起きているかもしれないな」
盗賊「だと良いが…気になるのが魔王の欠片が何処に行っちまうかだな?」
ローグ「地面の中に入っていくと追いかけようがないっすねぇ…」
商人「なんかもう少しな気がするね…ミスリルの音と光る海で確実に弱らせてる様に思う」
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