勇者「魔王は一体どこにいる?」続編
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628:名無しNIPPER[sage]
2020/10/15(木) 19:00:00.80 ID:6+J6cz5f0
魔女「さてアサシン…主に言っておかねばならぬ事がある」

アサシン「何だ?」

魔女「わらわの魔法…量子転移の事じゃ…これは禁呪でのぅ…非常に危険なのじゃ」

アサシン「危険というと?」


この壺はな?封印の壺という物じゃ…この中に子宮を封じるつもりなのじゃが…

量子転移で中に封じる際に転移量が制御できない上…

わらわが次元の狭間に迷い込む可能性があるのじゃ…つまり主とはぐれる

わらわが消えてしもうたらこの壺を持って逃げるのじゃ…よいな?


アサシン「次元の狭間とはどこの事だ?」

魔女「制御出来ぬ…じゃが可能性があると言う話じゃ…迷わんで帰れる可能性もある」

アサシン「ふむ…魔女と逸れない為にはどうすれば良い?」

魔女「余裕があるならわらわの傍に居れば良い…じゃが同時に次元の狭間に迷うのは良いとは思わんな」

アサシン「壺が残されてしまうと言う事か?」

魔女「それも分からんのじゃ…故に禁呪となっておる」

アサシン「賭けだな…」

魔女「勇者は命を張ったのじゃ…わらわも命を張らぬとフェアでは無いじゃろう?」

アサシン「クックック気にしているのか」

魔女「そうじゃ…わらわは唯一女海賊に頭が上がらん…それほど純粋な愛を見せつけられたのじゃ」

アサシン「よし…私も気合が入って来た」

魔女「しばらくはゆるりとワインでも楽しもうぞ」


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