勇者「魔王は一体どこにいる?」続編
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626:名無しNIPPER[sage]
2020/10/15(木) 18:58:37.65 ID:6+J6cz5f0
『書庫』


ブツブツ ブツブツ


アサシン「魔女!!王女から話は聞いたぞ…」

魔女「おぉ無事に戻ったか」

アサシン「何か手はありそうか?」

魔女「調べておる…王女は一緒に来ておらぬのか?」

王女「はい…御用でしょうか?」

魔女「この地にクサナギという剣は伝わっておらぬか?」

王女「神事用の剣がクサナギという名を持っていますが劣化して剣としては使えないかと」

魔女「良い…之に持て」

王女「持って参ります」スタスタ

アサシン「その武器で倒すという事か?」

魔女「出来るかどうか分からぬ…じゃが伝説ではその武器で蘇生されたリリスを倒しておる様じゃ」

王女「お持ちしました…どうぞ」

アサシン「クックックどんな剣かと思えばダガーより少し長い程度か」

魔女「随分古そうじゃのぅ…」

アサシン「これはもう刃が付いて居ない…武器にはならんな」

魔女「そうか残念じゃ…やはりわらわが量子転移で穴を開けるしか無さそうじゃのぅ」

アサシン「穴だと?」

魔女「主のミスリルダガーではリリスを包んでおる肉壁に穴を開けられんであろう?」

アサシン「開けた後どうする?」

魔女「主がリリスの腹を裂き子宮を取り出せ」

アサシン「クックック出来ると思って居るのか?」

魔女「無理じゃろうのぅ…」

アサシン「量子転移という魔法は離れた場所からは使えないのか?」

魔女「手で触れる距離で無いと転移出来ぬ…わらわが量子転移で子宮を取り出すならリリスに触る必要があるのぅ」

アサシン「危険過ぎるな…1分弱で石化もある」

魔女「隕石を落としてもあの深さまで到達するか分からん上に被害が大きい」

アサシン「石化はエリクサーで凌ぐとして…どうする?」

魔女「主が魔王を屠った技は使えんのか?」

アサシン「ハートブレイクか…仮死状態に出来るのは数分だが…それで行けるか?」

魔女「危険じゃが…わらわが量子転移で肉壁に穴を開け…主がリリスを仮死状態にする…次にわらわが量子転移で子宮を奪う」

王女「本当に危険な作戦ですね…」

魔女「わらわの師匠が封印した魔物が目覚めていると知った以上もう放ってはおけぬ」

王女「そうですか…私はとても心配です」



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