608:名無しNIPPER[sage]
2020/10/15(木) 18:45:09.74 ID:6+J6cz5f0
魔女「類似点は男を好んで食らうという点じゃな…それと下半身が竜じゃ」
王女「首を獲られたと言うのは?」
魔女「メデューサの首を聞いた事があるかの?」
王女「見ると石化するという伝説の…」
魔女「そうじゃ…この国ではラミアという名じゃがわらわの国ではメデューサじゃ…どちらも蘇生されたリリスじゃと思うておる」
魔女「そしてわらわの血筋はメデューサに由縁がある…この目じゃ…メデューサの目も赤いのじゃ」
王女「え!?魔女は…リリスの血を引いて居る?」
メデューサが首を獲られた時にな…滴り落ちる血は不老不死の力を持つと言われておったのじゃ
時の支配者はその血を飲み力を得たのじゃが…同時に目を赤く染めた
強力な魔翌力を得た代わりに国は滅びの道を進みやがて時の王は国を屠った
魔女「魔道書に記された契約の言葉とメデューサの…いやリリスの生業が見事に一致するのじゃ」
王女「シャ・バクダ大破壊の本当の原因はリリスの封印なのですね?」
魔女「おそらくそうじゃと思う」
王女「魔王は人を操りリリスの復活をさせようとしている…」
魔女「実体を持たぬ魔王はこの世に何も出来ぬ…たとえ勇者を器にして蘇ったとしても只の人じゃ」
王女「でもあれほどの数のゾンビを操るほどの力を…」
魔女「まやかしで付き従いさせるだけじゃな…本当に力を持つのはリリスの方ではないかのぅ」
王女「カタコンベを何とかしないといけませんね」
魔女「うむ…封印されているとはいえ…心配じゃのう」
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