522:名無しNIPPER[sage]
2020/10/08(木) 19:19:47.37 ID:R2tAL1mj0
『海賊の基地』
ツカツカ ツカツカ
女海賊「お姉ぇ…沖に船が出てる…何?」
女戦士「おぉ…戻って来たのか…アレは海賊船だ…この辺に漁船が近寄って来ない様にしている」
女海賊「ふーん…下手に船置いとくと逆に怪しまれるんじゃない?」
女戦士「気にし過ぎだ…それで…遺跡は見つからなかったか」
女海賊「もう歩いて探すしか無い…お姉は何か情報掴んでない?」
女戦士「古都キ・カイにな古代遺跡の情報を集めている旅芸人が居るらしいのだが…なかなかコンタクト出来ない」
女海賊「私が行って来る」
女戦士「待て…もう少しで正体を掴める」
女海賊「正体?」
女戦士「恐らくプロの情報屋だ…下手に近づくと行方が分からなくなる」
女海賊「もう!!イライラする…私に黙って休んでろっての?」
女戦士「もう少し辛抱しろ…代わりに少し運んでもらいたい物がある」
女海賊「何さ!?小間使いは御免だよ!!」
女戦士「セントラルまでミスリル銀を運んでほしい…報酬はウラン結晶だ」
女海賊「!!ウラン結晶…取引に行くって事?」
女戦士「そうだ…セントラルの軍部が取引に応じた…詳細はローグに伝えて置く」
女海賊「行くしか無いか」
女戦士「もうすぐ無くなるのだろう?」
女海賊「…」
女戦士「ついでに例のカタコンベも破壊しておけ…災いの元だ」
女海賊「なんでセントラルはミスリル銀を欲しがってんのさ…」
女戦士「武器以外に使い道があるか?…そういう事だ…また何か起きる」
女海賊「未来…おいで…」ギュゥ
子供「ぅぅぅ苦しい…よ」
女戦士「未来も連れて行くのか?ここに居させてやっても良いんだぞ?」
女海賊「生き抜く訓練だよ…」
女戦士「少し早いと思うが」
女海賊「未来の事に口を出さないで」
女戦士「ふん…まぁ良いお前がしっかり守れ」
女海賊「言われなくても分かってる」
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