503:名無しNIPPER[sage]
2020/10/01(木) 09:53:04.61 ID:whSJU1gn0
『ドワーフの気球』
フワフワ バサバサ
盗賊「ちぃ…操縦変われ!!回頭が遅せぇ!!」グイ
魔女「見て見よ…闇が勇者に吸い込まれて行きよる」
商人「飛空艇が突っ込んで行く…」
魔女「良く見ておくのじゃ…この出来事は後世に伝えて行かねばならぬ…目を離すで無いぞ?」
盗賊「何が起きてんだ?俺には見えねぇ…なんでこの気球は操縦部に観測窓付けて無ぇんだ」ボカ
商人「あれは…勇者が魔王になる瞬間…か?」
魔女「そうじゃ古の伝説はすべて事実じゃった…見て見よ闇が晴れよる」
商人「星だ!!星が見える!!」
盗賊「俺にも見せろ…ん?勇者の前に居るのは…アサシンと女海賊か?」
ズブズブズブ ズブズブズブ
魔女「おぉぉぉぉ地面から芽が生えてきおった…何が起こるんじゃ?」
商人「木だ!!木が勇者を包み始めている」
魔女「見よ…無数の光…いやあれは魂じゃ魂が空に飛んでいきよる」
盗賊「植物の芽か?触手か…光を追いかけてる」
魔女「なんという奇跡か…木が魂を守ろうとしておる…ぉぉぉぉ」ポロ
盗賊「俺達もあそこに行くぞ…」ダダッ
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