勇者「魔王は一体どこにいる?」続編
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454:名無しNIPPER[sage]
2020/09/26(土) 12:46:00.56 ID:JyBdSu8i0
盗賊「さぁて…対等になったな」

王女「どうあっても渡さぬというのだな?この地の外では不死者が蠢いて居るのだぞ?」

盗賊「そんな事は知っている」

王女「ならば何故戦わぬ!!何故この地に引きこもって居るのだ!!」

盗賊「嬢ちゃん…やっぱお前は甘ちゃんだ…そんなに簡単に戦えるほど甘く無ぇんだ!!」

王女「甘い甘いと馬鹿にするなぁ!!」

盗賊「女エルフ…ドラゴンライダーがどんなもんか見せてやれ」


ドラゴンライダー「ギャオーーース」バサ バサッ ビュゥゥゥ


盗賊「お前等の弓がこんだけ高速で飛んでるドラゴンライダーに当たるとでも思ってんのか?」

盗賊「それも2匹居るんだぜ?そして嬢ちゃん…お前簡単に懐に入られてるんだぜ?分かるか?」

王女「我らの軍と徹底抗戦する気か?」

盗賊「首に刃物付きつけられて言うセリフか?悪いが民を守りたい気持ちは分かる…だが甘すぎる」

商人「しょうがない…ホムンルクス…軽く頼む」ヒソヒソ

ホムンルクス「承知しました…」ブツブツ

王女「我らは国を追われもう失うものは無い…ここで尽きるのも運命」

盗賊「だめだ!!生き延びろ!!戦いは俺達に任せろ…今から落ちるいかずちを見て置け…これが戦いだ」

王女「何を少人数でぬけぬけと…」


ピカー チュドーーーーーン

ピカー チュドーーーーーン

ピカー チュドーーーーーン

ピカー チュドーーーーーン

ピカー チュドーーーーーン

ピカー チュドーーーーーン


王女「…ぁぁぁぁぁぁ」

近衛「何だ…砂漠が炎で包まれて…行く」

王女「ここれは…、この光は…お前たちがやっている…のか?」

盗賊「これに勝てるか?こういう戦いがこれから始まるんだ…お前等がどれだけ無力なのか分かるか?」

王女「…」ゴクリ

盗賊「この辺のオアシスなら何処使っても良い…とにかく生き延びろ!!分かったな?」

王女「くぅぅぅ」ポロポロ

盗賊「分かったら引いてくれ…もっと話がしたいなら一人で来い」

王女「ぅぅぅ」ポロポロ

剣士「軍を引かせて…」スッ

近衛「…消えた…王女様!!」ダダ

王女「戻ります…我らに勝ち目はありません」グスン

近衛「はい…全体!!退却!!」


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