勇者「魔王は一体どこにいる?」続編
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449:名無しNIPPER[sage]
2020/09/26(土) 12:43:40.03 ID:JyBdSu8i0
商人「…それでホムンルクス?ドラゴンは何か言ってたかい?」

ホムンルクス「命の泉を守れなくてごめんなさいと謝られました…」

商人「そうか…エルフやトロールと同じ様にドラゴンも精霊ゆかりの命の泉を守る役目だったのか」

ホムンルクス「はい…それで死んでも死にきれないと嘆いて居ます」

商人「勇者か精霊が魔槍を抜けると言ってたよね…それだと剣士とホムンルクスがドラゴンに乗って行くのかい?」

女エルフ「それはダメ…ホムンルクスではドラゴンをレイスから守れない」

商人「あぁ…ドラゴンに乗るのは女エルフと剣士じゃなきゃダメって事か…なら2人づつ」

女エルフ「ドラゴンは私達2人を乗せて長距離を飛べない」

盗賊「なら飛空艇が帰って来るまで待つしか無ぇな」

商人「そうだね…ただドラゴンを見世物にしてしまうのは危ないと思うんだよ」

盗賊「フィン・イッシュの連中か?」

商人「うん…多分ここまで来ると思うな」

女エルフ「ドラゴンに空で旋回するように言っておく?」

商人「どちらにしても来ると思うんだよ…敵になるか味方になるか読めないんだけど」

盗賊「奴らに囲われると動きづらくなるな」

商人「最悪…捕らわれの身になってしまいそうだね」

盗賊「フィン・イッシュの王女が居るらしいが…来ると思うか?」

商人「そうだね…来るだろうさ」

盗賊「剣士…あの手を使うか?」

剣士「僕も同じ事考えていたよ…」スラリ

商人「聖剣?…あ!!アダマンタイトか…」

盗賊「そうだ…万が一の時は剣士が王女をさらう」

商人「取引のカードは僕たちが全部持っている訳か…いやまてよ?」

盗賊「ん?」

商人「もし軍部が王女を見捨てて強行してきた場合…被害が大きくなるね」

盗賊「んんん…その場合戦うしか無くなるが…ドラゴンライダーを見てそれをやるか?」

商人「もっと圧倒的な力を見せたいな…うーんどうやっても被害が出そうだな」

ホムンルクス「見せるだけなら私がやりましょうか?」

商人「君に何かやれる事が…はっ!インドラの矢か」

ホムンルクス「はい…出力を最小限にして落とす事が出来ます」

商人「そうか…人の居ない砂漠に落とせば被害は無い」

ホムンルクス「爆発範囲は計算できます…お任せください」

商人「それは最後の手段だよ?出来れば使いたくない」

ホムンルクス「承知しています」

盗賊「決まりだな?今日は何もせず相手が来るのを待つ…これで良いな?」

商人「そうだね…みんな疲れているだろうから少し休もうか…」

盗賊「んむ…」


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