445:名無しNIPPER[sage]
2020/09/26(土) 12:41:43.07 ID:JyBdSu8i0
『精霊の御所』
商人「やぁ…迎えに来たよ」
ホムンルクス「早かったのですね?一つだけオーブを見つけました」
商人「本当かい?」
女エルフ「オーブ?」
商人「あぁ…説明していなかったね…この森には精霊のオーブが隠されている様なんだ」
ホムンルクス「ですがオーブを動かしてしまうとクラウドから除外されてしまうと思われます」
商人「持って帰れないんだ…」
ホムンルクス「はい…どの様に接続されているか分かりませんでした」
商人「それはここから近いの?」
ホムンルクス「入り口に向かって少しそれた所にあります…見て行かれますか?」
商人「うん…女エルフはオーブを聞けるんだよね?」
女エルフ「うん…とても興味がある」
商人「ホムンルクス…君に会いたいっていう人が居るんだ」
ホムンルクス「そうですか…今どちらに?」
商人「外で待ってる…まずオーブまで案内して?」
ホムンルクス「はい…こちらです」
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女エルフ「…これは…こんなに大きなオーブは見たこと無い」
商人「聞いてみて?」
女エルフ「少し怖い…」ソー
商人「どう?」
女エルフ「だめ…これは知識じゃない…完全な記憶が頭に流れ込んでくる…ハァハァ」
商人「なにか見える?」
女エルフ「もうダメ…私にこの記憶は覗けない…多すぎるの」
商人「…そうか女エルフでもダメか」
女エルフ「パニックになりそう…まるで私が経験したみたいに感じる」ガクガク
商人「無理しなくて良いよ…もう行こうか」
女エルフ「一つ言えるのは大体200年分の記憶…」
商人「…それが聞けて十分さ…行こう」
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