441:名無しNIPPER[sage]
2020/09/26(土) 12:39:46.20 ID:JyBdSu8i0
『小一時間後』
ガヤガヤ ガヤガヤ
すげぇ…なんで義勇団にドラゴンが居るんだ?
ドラゴン大人しいぞ?
ガヤガヤ ガヤガヤ
女エルフ「回復魔法!」ボワー
剣士「回復魔法!」ボワー
盗賊「見物人がえらい事になっちまってんな…」
商人「サンドワーム討伐隊が帰って来る前に認知させておかないとね」
女エルフ「商人?ホムンルクスは?」
商人「今は外に出てる」
女エルフ「一人で?」
商人「大丈夫…安全な所だから」
女エルフ「ドラゴンが会いたいって言ってるの」
商人「どういう事?」
女エルフ「精霊かどうか確かめたいって」
商人「彼女をどうかするつもり?」
女エルフ「私たちがドラゴンに協力する条件で手を貸してくれてるの」
商人「協力?ホムンルクスに会わせるのが?」
女エルフ「いいえ…ドラゴンの住処にある命の泉に刺さっている魔槍を抜く条件」
商人「…伝説の奴か」
女エルフ「その魔槍は勇者にしか抜けないと言われているの…剣士は勇者としてドラゴンに認められて居ない…だから精霊を確かめたいって」
商人「ホムンルクスは精霊の魂を引き継いでいない」
女エルフ「それも説明した」
商人「そうか…やっぱり精霊の業は避けられないのか」
女エルフ「会わせたくない?」
商人「んんーそういう訳じゃないんだけど…彼女に精霊の重圧を背負わせたくないというか…」
女エルフ「うん…わかる…理解してる」
商人「わかった…会わせてあげるよ…ただ彼女の意見は尊重して欲しい」
女エルフ「ドラゴンに言っておく」
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