勇者「魔王は一体どこにいる?」続編
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420:名無しNIPPER[sage]
2020/09/26(土) 12:29:15.58 ID:JyBdSu8i0
『シン・リーン城_客室』


盗賊「よう!!戻ったぜ」

魔女「おぉ…定刻よりも早かったのぅ…あれから20時間じゃ」

盗賊「気になるお宝はこんだけだ…財宝もいっぱいあったが手は付けてねぇ」

魔女「わらわには不要じゃ…好きにせい…で?何か分かった事はあるかの?」

盗賊「あー剣士が剣を手に入れてな?銘が打ってあるんだ…読めるか?」

剣士「…これだよ」

魔女「ほう…光り輝いておるな?どれ?…むぅわらわには分からん文字じゃ」

女海賊「ねぇねぇ…遺跡に壁画が沢山あってさ…その中に掛かれてる勇者っぽい人が光る剣を持ってたんだ」

魔女「壁画とな?…それは大発見じゃな」

女海賊「魔女はさぁ?地下の古代遺跡の年代とか伝説とか知らないの?」

魔女「知っておる…約1700年前に滅んだ文明と言われておる…その壁画は大発見になるじゃろうて」

女海賊「その壁画はさぁ…神々の戦いの事をずっと書き綴ってるんだ…絶対調べた方が良いよ」

魔女「わらわも行きたいが…まずは民の安全を何とかせんとイカン」

盗賊「中はそれほど危険じゃ無ぇぜ?」

魔女「その様じゃな…しかし未調査の地に直ぐに行かせる訳にも行かんのでな?母上は頭を抱えて居る」

女海賊「あ!!そうだ…地下の遺跡はさぁ…多分全部アダマンタイトで出来てるのさ」

盗賊「おぅ…おれもそれに気付いた」

魔女「…むぅアダマンタイトか…師匠は危険じゃと言っておったのじゃが…」

女海賊「それも分かるんだけどさぁ…あの質量だったらこの辺一帯全部狭間の外に出す事出来ると思うんだよね…」

魔女「狭間の境界に人が頻繁に出入りするのが問題なのじゃ…神隠しが起きるでのぅ」

商人「その話…興味あるな…狭間の境界がどうなって居るのか」

魔女「主らは分かっておるでは無いか…わらわの塔に行くときは迷ってしまうじゃろう?」

商人「あーーなるほど…時間の狭間に置いて行かれると迷うのか」

魔女「そうじゃ…帰って来れんくなる者も居る…じゃから妖精に案内してもらうのじゃ」

女海賊「まぁでもさぁ…ここら辺一帯狭間の外に出るのは生き残る方法としてすっごい良い選択に思うんだ」

魔女「むぅ…少し考えさせてくれ」


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