勇者「魔王は一体どこにいる?」続編
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410:名無しNIPPER[sage]
2020/09/26(土) 12:24:14.54 ID:JyBdSu8i0
ホムンルクス「私が上でよろしいでしょうか?」

商人「いいよ」

ホムンルクス「横になって下さい」

商人「…」

ホムンルクス「私の体を見ますか?」

商人「…」

ホムンルクス「私の体液をお飲みになりますか?」

商人「…」

ホムンルクス「…」

商人「君は…それで良いのか?」

ホムンルクス「私には異性を喜ばせる機能もあります」

商人「そうじゃない…君はそれをしたいのか?と聞いて居る」

ホムンルクス「命令ですから」

商人「…そんなのに従いたくなかったら従わなくて良いんだ」

ホムンルクス「…がっがり…しましたか?」

商人「がっかり?…そうさ…自分の気持ちに従わない君にがっかりさ」

ホムンルクス「あなたをがっかりさせない答えを探すのは私には難しいのです」

商人「魔女の塔で君に言った事を気に病んでいるのかい?」

ホムンルクス「私は人間の為に生まれた超高度AIです…あなたをがっかりさせない回答を探しても…私には見つけられない」

商人「…ごめん」

ホムンルクス「謝る必要はありません…性交を続けます」

商人「ごめんよぉ…がっかりしたなんて言って」ギュゥ

ホムンルクス「どうしたのですか?息が苦しいです」

商人「君を…救いたい」ギュゥ

ホムンルクス「私を救う…それは精霊を救う事に等しいと思いますか?」

商人「ほら!?その答えは今どうして生まれた?」

ホムンルクス「あなたが聞きたい答えから選別しました」

商人「それで良いんだよ…シミュレーションして可能性が何%とかどうでも良いんだ!!」

ホムンルクス「…直観という思考ですか?」

商人「多分直観に至るプロセスは何かある…でも心の関与の方が大きい」

ホムンルクス「心…私の心」

商人「あぁごめん…取り乱した…服着て?」

ホムンルクス「はい…性交は中止ですね?」

商人「僕ががっがりしない答えは?」

ホムンルクス「…」ギュゥ

商人「や、やれば出来るじゃ無いか…それで良いんだよ」


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