勇者「魔王は一体どこにいる?」続編
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340:名無しNIPPER[sage]
2020/09/26(土) 11:44:45.11 ID:JyBdSu8i0
『地下』


情報屋「みんな迷子にならない様に気を付けて付いてきてね」

子供達「はーい」

情報屋「やっぱりここで検問か…」

衛兵「止まれ!!お前たちは何処から避難してきたのだ?」

情報屋「これ身分証です…北の大陸から逃れて来ました」

衛兵「上手く逃れて来た様だな…避難民はチカテツ街道に収容する事になっている」

情報屋「何番目ですか?」

衛兵「ここは初めてでは無いのだな?話が早い…8番チカテツ街道だ…行き方は分かるな?」

情報屋「大丈夫です…配給は有るのでしょうか?」

衛兵「1日1回の配給しか無い…貰いそびれないように気を付けろ」

情報屋「ありがとうごさいます…行って良いですか?」

衛兵「行け!!ここは衛兵の詰め所になって居る故…真っ直ぐ奥まで行け」

情報屋「みんな付いてきて」テクテク

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商人「ねぇチカテツ街道って何?」

情報屋「ここはね…古代遺跡の中に街を作った都市なの…古代ではチカテツと呼ばれていた場所に街があるのよ」

商人「へぇ…変な名前」

情報屋「他にもデパチカ居住区…チカガイ貴族居住区…中央ホーム…カイサツ門…いっぱいあるわ」


ガヤガヤ ガヤガヤ


情報屋「子供達!!手を繋いで迷わない様に付いてきてね」

商人「盗賊との待ち合わせ場所は?」

情報屋「もう通り過ぎちゃったから中央ホームに行きましょ」

ローグ「人が多いでやんすねぇ」

商人「色んな人が居るね…ヘンテコな装飾した人とか」

情報屋「アレは装飾じゃなくて機械の部品よ」

商人「すごいな…この街は世界が闇に落ちても賑やかなんだ」

情報屋「全然賑やかなんかじゃないわ…いつもの半分という所かしら」

商人「なるほど盗賊の言う狭いって言うのは広間が何処にも無いからだ」

情報屋「そうね…何処に行ってもこういう通路に人が沢山居る」

商人「露店も結構出てるね」

情報屋「落ち着いたら買い物もできるかもね…さぁここが中央ホーム」




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