280:名無しNIPPER[sage]
2020/09/26(土) 11:13:00.75 ID:JyBdSu8i0
『セントラル』
---事件当日---
ドーーーーン ドーーーーーン
女戦士「外郭で大砲を撃っているのか…外で戦闘が始まったか…」
女エルフ「ドラゴンが居ない…」
女戦士「恐らく雲の上だな」
女海賊「戻りぃぃ!!…マントとフード持ってきたよ」
女戦士「よし…戻ったか」
女海賊「早く羽織って…女エルフもほら」ファサ
女戦士「似合うか?」ファサ
女海賊「超かっけー…んで…こっちはどうなってる?」
女海賊「今しがた第二皇子とダークエルフが戻った」
女海賊「指輪は?」
女戦士「恐らくダークエルフが所持していると思われる…そうだな?女エルフ」
女エルフ「左手に握ってる」
女戦士「剣士!!準備しておけ」
剣士「分かってる…もう姿を消しておいた方が良い?」
女戦士「そうだな…私達にも見えなくなってしまうから立ち位置に注意してくれ」
女エルフ「ダークエルフの会話…様子がおかしい」
女海賊「え…この距離で聞こえてんの?」
女エルフ「約束が違うって…」
女海賊「なんかヤバそうだね…話してるのは王様かなぁ?」
女戦士「そうだ…国王を囲んでいるのが近衛…アレが近くに居る間は手を出さん方が良い」
女海賊「近衛が武器構えだしたって事は…女エルフ!!会話聞こえてるんでしょ?何言ってんの?」
女エルフ「指輪の破壊をダークエルフがやる条件だったのに渡せって言われて…」
女海賊「あ!!!王様が…倒れた」
女戦士「ダークエルフに首をはねられた様だ…やはり今は状況を見ているしかないな…」
女海賊「やっぱ近衛に取り押さえられるね」
女エルフ「左手を切り落とされた…指輪はあそこ」
女戦士「まだ待て」
女戦士「衛兵が集まって来出したな…ん?あれは…あれは法王だな」
女エルフ「国王への手当てを指示してる…まだ死んで居ない様子」
女海賊「お…法王が指輪を拾った」
女戦士「よし…チャンスが来るぞ…剣士!!法王の後を付けてチャンスを見て指輪を奪え」
剣士「分かった」
女戦士「奪った後は姿を消して下水まで直行しろ…女エルフは剣士の姿が見えなくても気配で追えるな?」
女エルフ「うん」
女戦士「では剣士!!行ってこい」
剣士「…」シュタ シュタッ
971Res/1529.82 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20