勇者「魔王は一体どこにいる?」続編
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277:名無しNIPPER[sage]
2020/09/15(火) 01:06:27.54 ID:s4Ww8Seh0
アサシン「ぐぁ!…」

盗賊「アサシン!!」

女エルフ「エルフと人間は戦争中だ…ここに近づくことは許さない」シュン ザク

盗賊「がぁ!!…腕やられた」

商人「まずいね…塔の上からだと一方的だ」

アサシン「相手がエルフでは部が悪いか…下がる」

商人「僕たちは引き返す!!もう撃たないでくれ」

アサシン「エルフよ…最後に一つだけ…器は古都キ・カイに在ると魔女に伝えてほしい」

女エルフ「魔女は…もう居ない…立ち去れ」

盗賊「1匹しか姿を見せなかったがどう思う?」

アサシン「アレは囮だな…おそらく他にも数匹隠れて居る…戻るしかない」

商人「対話しようとしたら撃って来るのって…なにか隠してる気がする」

盗賊「そうだな…俺らを生きて返すっていうのも解せん」

アサシン「もともとエルフは殺生を好まない…普通なら捕らえられる…返すという事は理由がある筈」

商人「魔女の塔には魔女が住んでる以外に何かある?」

アサシン「情報屋がアレは遺跡だと言ったな?」

情報屋「遺跡の一部よ…もしかすると地下への入り口があるかもしれない」

商人「なにか不可解だなぁ…」

盗賊「ひとまず気球に戻って怪我の手当てが先だ…アサシンは腹に矢を食らっている」

アサシン「急所は外れている…死にはせん…それより魔女が居ないとなると…手詰まり」

盗賊「一旦シャ・バクダへ戻るのか?」

アサシン「そうなるな…剣士達はそちらへ戻っている可能性もある」

盗賊「俺ぁちと考えたんだがよう…ここで降りる」

アサシン「…どうするつもりなんだ?」

盗賊「港町に残した子供たちが心配なんだ…あいつらを放っておけん」

アサシン「ううむ…」

盗賊「こんな状況じゃ泥棒やってる場合でもねぇし商人でもやって子供達を守ってやりてぇ」

アサシン「盗賊ギルドを抜けるのか?」

盗賊「抜けるって訳じゃねぇが今は協力出来ねぇ…女亡くして心の整理もつかねぇし」

アサシン「分かった…私は一旦本部へ戻って体制づくりをやる…盗賊は港町に残した船の管理を頼む」

盗賊「あの船は俺が自由に使わせてもらうぜ?まぁ…港町に来たら又寄ってくれぇ」

アサシン「商人!お前はどうする?」

商人「僕は元々盗賊の養子さ…僕も港町に戻って商人をやるよ」

アサシン「そうか…残念だが仕方あるまい」

盗賊「そうだな…100日経って闇の世界が開けたら又連絡する…それで良いか?」

アサシン「こちらからも連絡を送る…話は決まったな?」

盗賊「よう情報屋のネーちゃん…いろいろありがとよ…恰好悪い所を見せちまった


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