勇者「魔王は一体どこにいる?」続編
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191:名無しNIPPER[sage]
2020/09/15(火) 00:21:23.67 ID:s4Ww8Seh0
『星の観測所』


女戦士「やっと落ち着いたのだ…少し休んだらどうだ?」

女エルフ「私は大丈夫…」

女海賊「あ!!そうだ!!夜が明けてしまう前に試したいことがある」

女戦士「んん?どうしたんだ急に?」

女海賊「アダマンタイトの実験がさぁどうしても上手く行かないんだ」

女戦士「魔女からやめておけと言われているのだ…あきらめろ」

女海賊「だから試したいんだよ…女エルフ?あんた魔法使っちゃったって言ったよね?」

女エルフ「うん…それが?」

女海賊「照明魔法使える?」

女エルフ「剣士の魔方陣のペンダントがあれば使えるかもしれない」

女海賊「それ必要ない」

女エルフ「え?どうして?魔方陣が無いと光の魔法は使えないの」

女海賊「良いから!ちょっとこっち来て?…ここで使ってみて」

女エルフ「魔方陣が無いと…」

女海賊「良いから唱えてみて!早く!」

女エルフ「照明魔法!」ピカー

女海賊「キタコレ!!!やっぱこれが原因だ!!」

女戦士「何なんだ?どうした?」

女海賊「シャ・バクダ遺跡の周辺ってさぁ…オアシスいっぱいあるじゃん?」

女戦士「話を変えるな…意味が分からん」

女海賊「ぃぁだからさぁ…気球で上からオアシスの位置を見たらさぁ…光の魔方陣と一致してんの」

女戦士「なに!?」

女海賊「魔女からもらったこの魔術書見て?…光の魔方陣の形…交点がオアシスと一致してんのさ」

女エルフ「巨大な魔方陣という事?」

女海賊「そういう事になる…今の照明魔法で証明できた」

女戦士「…これはアサシンも知らない事実だぞ…シャ・バクダは封印されているという事なのか?」

女海賊「えっと…」


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