103:名無しNIPPER[sage]
2020/09/14(月) 23:27:41.71 ID:JwosRg690
『宿屋』
女海賊「おぉーこの金属糸の服!軽くて良いね」ゴソゴソ
剣士「…」
女海賊「見えてないのは分かってるけど…あっち向いて!!」
剣士「…」クルリ
女海賊「臭いも嗅ぐな!!息を止めて!!」
剣士「…」ピタリ
女海賊「私が裸の時は気を使えよ」ゴソゴソ
剣士「くるし…い」
女海賊「もう良い」
剣士「僕はこれをどうすれば…」
女海賊「それは狼の仮面…あんたはどうせ目が見えてないから顔を全部隠す」
剣士「こう?」ゴソゴソ
女海賊「おー超かっこいいじゃん!…私はこの機械式望遠ゴーグル…じゃーん!!って見えてないか」
女海賊「それからクロスボウのホルダーと小物入れ付きベルト…めっちゃスチームパンク」
剣士「見てみたい」
女海賊「私の美貌を見れないなんてあんた不幸だねぇ」
剣士「僕はどういう風に見える?」
女海賊「その仮面と白い毛皮着てれば私の番犬ポチ」
剣士「ウルフに見える?」
女海賊「夜ならそう見えるかもね」
剣士「…」---よし!都合が良い---
女海賊「あ〜やっと馬車から解放されてゆっくり休める」
剣士「僕は休めない」
女海賊「なんでさ?」
剣士「え〜と…」
妖精「剣士じゃ説明できないから僕が代わりに…」
カクカク シカジカ
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